2022/06/21 ミュージアム絵画展示会アトリエひとりごと ミロ展 愛知県美術館 現在愛知県美術館で開催されている 「ミロ展—日本に夢みて」 ミロはスペインのバルセロナで1893年に誕生 創作活動は第一次大戦の前頃から始まっている ヨーロッパに日本の浮世絵などが 盛んに輸出された時代の少し後からの活躍である それでも日本アートへの関心は強く 1917年作の肖像画の背景には 浮世絵が張り付けられている 1920年代後半ころからミロらしい作品が現れる 下は1945年作 「ゴシック聖堂でオルガン演奏を聴いている踊り子」 細い線描と浮遊する柔らかなマッシブな面 その大きさや色合いそして バランス感覚が気をひきます 下は1934年「絵画(カタツムリ、女、花、星)」 絵画に字が出てくるのは日本の歴史的絵画の影響だという これは展示会場の出口付近では 「マキモノ」(1956年)の複製を飾る 長くて明るい中庭に面した 廊下空間を利用した 気の利いたアイデアである Related Posts この記事もよく見られています 2021/03/05 絵画展示会アトリエひとりごと 名所江戸百景の構図はヨーロッパに大きな影響を与えた 2021/08/13 絵画展示会アトリエひとりごと 「華の都 江戸 名所江戸百景名品選」展 2022/01/07 絵画展示会アトリエひとりごと 大雅と蕪村 ー文人画の大成者ー 2022/04/12 彫刻絵画展示会アトリエひとりごと 名古屋市美術館のゴッホ展と屋外彫刻 前の記事 一覧に戻る 次の記事