檜皮葺入母屋の屋根に千木、鰹木が

載る神社本殿が滋賀県にある

以前から御上神社の写真を見てはいたが

現物を拝観するのは今回が初めてである

ところで琵琶湖周辺、特に湖東はよく車で走り回り

三上山はよ大変目立ち目印にもなっている

低い山であるがほぼ独立峰でよく目立ち

近江富士とよばれている

今回、御上神社がこの三上山と

関係があることを知った

御上神社に近づくにつれ

三上山がどんどんと近づき大きくなり

この時 同じ読みの「みかみ」で

何らかの関係があると感じた

三上山左が雄岳 右が雌岳

雄岳は方向により見え方が変わり独立峰に見えることが多い

境内には七五三の案内もあり

現代の地元からも受け入れられている様子だ

手前から奥に順に楼門(重文、室町初期)、

拝殿(重文、鎌倉後期)、本殿(国宝、鎌倉後期)と並ぶ

3棟とも屋根は檜皮葺 入母屋屋根

しかも向きをそろえて整然としている

本殿の姿は屋根の上の千木や鰹木などの

神社のシンボルがなければ寺院の本堂と間違えそうである

堂自体大変姿形がよい堂である

本殿を背後から見る

拝殿を側面からみる

屋根の形が美しく

本殿と同様 几帳の室礼が当時の住居の雰囲気を醸し出している