はじめて丹下健三の東京カテドラルを実体験したのは

学生時代と記憶しているが

その後ほぼ半世紀が経過した

しかしこの建築は

当時と全く変わることなく凛として建っている

天才建築家丹下健三と構造家坪井善勝が

代々木の体育館とともに心血を注いだ

世界に誇れる名建築である

外装素材の金属板は

ほとんど汚れがなく

おちついた輝きを放っている

塔とカテドラルを正面から撮影

 

造形的に大変格好よくまとめられた塔

 

内部は残念ながら撮影禁止である

敷地内のグッズ売り場で求めた

絵葉書が下の写真

力強いコンクリート打ち放しの

HPシェルとよばれる三次元曲面の中

正面のステンドグラスが

早朝の光に赤く染められ荘厳な雰囲気である