御幸の間は

外部のガラス戸に面して

奥行1間の入側をまわしている

座敷部分と入側の間に建具を建込み

座敷は入側に囲まれた落ち着いた空間となっている

その建具の上の欄間は内法から天井までの

大きな明かり障子をいれ

光の導入をもくろんでいる

(下)入側から露台を見る

内部から見る外の風景をみるとき

露台の屋根を支える細い二本の柱以外に

遮るものはない

外部に出て露台を見る

外から御幸の間を見る