豊田市美術館での展示会

「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」を観る

タイトルからは内容がわかりにくいが

1910年から1930年ころ

モダニズムが大きく進化していく時期に

欧米や日本をふくめて

家具、建築、室内装飾、食器、ファッション、絵画、彫刻など多分野で

国を超えて影響しあい展開していく・・・

そんな時代を示す展示会である

ウイーン工房やバウハウスもこの時代に含まれる

現在は入場を正面からでなく

左側からアクセスするようになり

正面には人の姿が見えなくなった

展示会場は大きなワンルーム空間の中に

展示壁は天井より低く配置し

全体が一体感が出るようにデザインされている

そうして仕切られた空間の中に

絵画など平面的なものは壁に展示し

家具などは床におおらかに配置している

展示が一本の流れになっていないので

時間の経過によるストーリーとか

それぞれの影響関係が把握がしにくいと感じた

下はモダン家具の代表例

工業生産品のスチールパイプを加工してつくった

バウハウスのブロイヤーがデザイン

ヴァシリーチェア

 

高橋節郎館入口

右手奥に見えるのは美術館

高橋館のアクセス

高橋館展示コースの途中にある休憩場

 

外をめぐるとヘンリームーアの彫刻作品と出会う

 

池の対岸から美術館を見る