展示会ランドスケープ環境・景観現代建築アトリエひとりごと
岡崎市美術博物館 渡辺省亭展
いま岡崎市美術博物館で
渡辺省亭—欧米を魅了した花鳥画—
展示会が行われている
テレビでも美術番組で紹介されており
「欧米を魅了した」というフレーズに期待が高まりました
フランスでは印象派が隆盛を極めた
1878年(28歳)のパリ万博で作品が選抜され渡仏した
著名画家エドガー・ドガの前で席画を披露し
数分で描いたという花鳥画がクラーク美術館に残っている
東京展では展示されたそうだが
残念ながらここではありませんでした
(下写真 絵葉書より転載)
この美術館は久しぶりです
1996年に開館
建築設計は栗生明 ランドスケープは宮城俊作
宇治平等院宝物館など建築とランドスケープの設計者が
協働で一つの建築環境をつくり上げる
そんな体制で建築と環境の質を高めています
ここも水と緑が豊かな環境の中で
建築・環境のあるべき姿を追及しています
美術館のエントランスホールは
今ではいろいろなものがごちゃごちゃと置かれ
わかりにくく
行きたいところにすぐいけない
レストランの外観は見えているが到達しにくい
年配のご婦人にも聞かれる有様
敷地が広く屋外彫刻もゆったりと楽し気に置かれています