兵主大社に向かう途中 円光寺に立ち寄る

そこには鎌倉時代建立の本堂建築(国指定重文)

また同じ時代の石造九重塔がある

中世の本堂建築で切妻屋根はあまり例がないが

しかも神社の本殿のように流造となっている

昭和の解体修理のときに

1257年の棟札が出て

以前は切妻屋根であったことがわかり復元した

(当時は入母屋屋根に改変されていたが)

滋賀県には中世建築がたくさん残り

国宝の本堂建築も多い

この本堂建築も

鎌倉時代初期の本堂建築の試行錯誤の時代

の一つのパターンと考えるべきか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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