東京でもう一つの美術展　速水御舟展を観る

場所は恵比寿駅からほど近い広尾にある山種美術館

多くの日本画の所蔵で有名な美術館です

下は美術館が入る建物

下の展示会チラシに紹介されているのは

彼の代表作で「炎舞」という作品です

1925年作

以前からこの炎を一度見たいと思っていました

これも著名な作品で　テレビでは何度も紹介されています

製作中の絵を見て

周りの人が火事だと勘違いしたとか

その火に蛾が群がる

そこに美を見出した御舟が

その情景を再現したものだ

やはりこの火の色は凄い

漆黒の暗闇のなかに鮮烈に浮かび上がり

人間ができる表現を超えたかの感があります

下はただ一つ撮影許可が出された屏風です

「翠苔緑芝」1928年

アジサイの花を近くで見ると花びら（実際はがく）の

絵の具がひび割れを起こしています

これも作家がリアリティを出すために

工夫を重ねた手法という紹介がありました

才本設計アトリエ のブログ　建築設計事務所　　主宰　一級建築士　才本 清継

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