春日大社の「ささやきの小径」は

禰宜(神官)たちが高畑の社家町から春日大社へ通った道

上、中、下と三本ある禰宜道のうち下の禰宜道のことです

 

以前から一度は歩いてみたいと思いながら

今回初めて体験です

下は春日大社本殿前の参拝所

ここらあたりが「ささやきの小径」の出発点です

 

下写真 「ささやきの小径」

左上方にはこの時期に花を咲かせる馬酔木の花が見えます

馬酔木(あしび、またはあせび)の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり

「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であるとされます

万葉の時代から祢宜さんが毎日通う道です

昼でもうっそうとして薄暗く

いまもその時代の雰囲気を持っています

 

ささやきの小径を抜けると高畑の住宅街に到着します

春日大社の社家が多くあったところです

下写真の志賀直哉旧居もその一角にあります

新薬師寺も間近です

才本設計アトリエ  1級建築士事務所 建築家 才本清継

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