長野県街並み街歩き日本建築ランドスケープアトリエひとりごと
その向こうにも漆喰・なまこ壁の商店がつづく
その向こうはバー、さらにその向こうは和菓子を商い喫茶も行う
商売の形を現代風に変えることで町が賑わっている
明治21年の大火後にここに移築されたという
蔵は茶房にかわり松本民芸家具でくつろげるとのこと
格好いい出窓だ
ファサードは大正の創建当時のまま今でも使われているという
どれだけの技術と手間がかかるのであろうか
(下)通りの裏手にある蔵群
(下)一ツ橋の中央から見た女鳥羽川
中町から見て女鳥羽川の反対側にある縄手通商店街
松本城下町 中町の町並み
松本市中町は松本城が築城されて以来
400年以上にわたる歴史があり
善光寺街道筋にあり中心的な城下町である
明治21年の大火により町家の大半を失ったが
その後は耐火性の強い漆喰やなまこ壁でつくられた
その姿が現在の町並みのベースとなり
その後たびたび改造、改築されてはいるものの
往時の雰囲気を残す部分も多くある
そして現在は観光地としての松本城下町に花を添えている
(下)漆喰壁、なまこ壁が続く町並み
手前は大正時代の蔵を店にしたという民芸・雑貨店
つづいて松本市はかり資料館
その向こうにも漆喰・なまこ壁の商店がつづく
(下)松本市はかり資料館
明治35年創業の竹内度量衡店を資料館にしたという
その向こうはバー、さらにその向こうは和菓子を商い喫茶も行う
(下)凸凹堂松本 アクセサリーや雑貨を商う店だが
ユニークな店名で現代的な商店である
その向こう隣は鍋屋商店
和雑貨や花ござ、暖簾などを扱う店
現在残る町家を利用して現代に見合う商売がされている
観光名所 国宝松本城にほど近く
明治21年の大火直後の白壁、なまこ壁の
ミセが多く残る懐かしいこの町並みの姿
そのような恵まれた歴史資産のなかで
商売の形を現代風に変えることで町が賑わっている
(下)中町・蔵シック館
中町近くの他所にあった「大禮酒造」の母屋、蔵、離れの3棟を移築したもの
明治21年の大火後にここに移築されたという 
ここでは内部の吹き抜け土間・板の間の空間では芝居や寄席公演に、
2階は展示会などに利用されているとのこと
蔵は茶房にかわり松本民芸家具でくつろげるとのこと 
(下)蔵にある出窓
なまこ壁を抜くように取り付けられた出窓
シンボリックではありデザインも細かく配慮されている
格好いい出窓だ
下は洋風建築のミドリ薬品
ファサードは大正の創建当時のまま今でも使われているという 
(下)大正時代の鏝の芸術
これだけのものを仕上げるのに
どれだけの技術と手間がかかるのであろうか 
(下)通りの裏手にある蔵群
(下)一ツ橋の中央から見た女鳥羽川 