今は歴史資料館として公開されている旅籠玉屋(市文化財)は

1865年に建築

この地の代表的な大旅籠

その旅籠がほぼ当時のまま残されている

ミセ

到着した旅人はまずここで骨休み

よく時代劇で見る場所である

大きな階段を上った2階が宿泊室

閉館時間となりミセを閉めているところ

使用時は完全オープン構造のため

閉じるときには板戸をはめ込む

現代の建具に比べ手間と時間がかかる

 

ミセの奥にある帳場

主人の人形が迎えてくれる

造りがリアルで驚く

 

旅人の胃袋を支える広い調理場

頻繁に使うせいであろうか壁は煤けている

 

2階の宿室

 

はなれ

立派な書院造です

ここは武士も泊まったということです

普段は当主の居場所でしょうか

欄間彫刻は玉屋12代の当主の作という

はなれからは庭をはさんで土蔵を見る

土蔵は棟木の墨書から1739の建築と判明