滋賀日本建築ランドスケープアトリエひとりごと
園城寺 その他のちょっといい景観
金堂前の境内を南に向かう通路は
この寺院のメインストリート
下写真はその一場面で
山桜、用水に架かる石造の村雲橋
その向こうに見える石垣などがからまり
美しい風景となる
石垣の一角は子院の勧学院(国宝書院がある)
この道をさらに進めば西国札所観音堂に達する

下写真はメインストリートに面する唐院へのアクセス
唐院とは開祖、智証大師円珍和尚の廟所
ということで格調高い雰囲気を醸し出している
この四脚門(重文)は寛永元年(1624年)の建立

下は唐院の隣にある一切経蔵(重文)
室町初~中期の建立で慶長7年(1602年)に
毛利氏により山口県より移築寄進されたという
禅宗様のデザインで
軒反りや波欄間が優美である

この三重塔(重文)も室町初期の建立で
徳川家康により慶長6年(1601年)
奈良より移築寄進されたもの
