先日の東京訪問の目玉は

国立西洋美術館での松方コレクション展です

テレビ番組でもいろいろ取り上げられていた

30歳(1896年)で松方幸次郎が川崎造船所の初代社長に就任

50歳(1916年)からイギリスやフランスで美術品を蒐集はじめる

53歳(1919年)松方個人の美術館 共楽美術館構想を練る

62歳(1928年)のとき世界的な恐慌で経営危機に陥る

日本に来ていた所蔵品は売り立てられ

イギリスの作品倉庫の火事で950点を失い(73歳(1939年))

フランスにあったものは太平洋戦争敗戦後に

フランス政府により接収された(1952年)

その後美術品375点は変換されたが

いくつかの作品は日本には戻ることはなかった

84歳(1950年)松方幸次郎氏死去

1959年 国立西洋美術館開館

たくさんの物語があり興味は尽きない

 

玄関前の賑わい

 

コルビュジェの設計により1959年開館し

今は世界遺産です

 

ロダン作品は

松方コレクション中でも中心的な存在

現在館の前庭にある地獄門の鋳造は

ロダンの生前は叶わなかったが

死後に松方氏の発注により実現されたものである

これも前庭にある

「考える人」

才本設計アトリエ のブログ 建築設計事務所  主宰 一級建築士 才本 清継

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