今から15年ほど前

増改築の設計・監理をさせていただいたお宅が

屋根瓦の漆喰が痛み

その改修中に訪問した時の

和室の床の間飾りです

五月の節句のしつらいです

何分の一かの縮尺で精巧につくられた鎧兜

勇ましい大楠公を描いた掛け軸

これはともに親戚の方の作品です

そして季節の花が雰囲気を高めます

なんともいえぬ格調の高さ

おもてなしの心をしみじみと感じます

ありがとうございました

 

下は少し前2月初旬の撮影です

常滑焼の火鉢を今でも使っておられました

このお宅は新舞子にあります

この地方の焼き物を好んでつかいます

このような伝統的な住まいと生活

私たちの普通の生活の中で

いつまで維持できるのでしょうか

茶道や華道など特別な世界でしか見られなくなるのでしょうか