最後にもう一つ 

京都の特別名勝である

大徳寺大仙院を取り上げます

写真は内部が撮影禁止のため

外から見える玄関のみお見せできます(上写真)

この玄関も方丈建築と一体で国宝に指定されています

玄関扉の上部の格子欄間は

有名写真家にもおおく撮影され

美しい芸術品であります

写真ではうっすらと見えています

 

物議を醸しだすのは

花灯窓のある渡り廊下です

以前 渡り廊下が存在しなかった時代があったらしい

そんな写真が今でも残されています

どこかに放置してあったこの渡り廊下と

方丈のほぞ穴を合わせるぴったりと合うということでここに戻されたらしい

江戸時代に茶道の興隆した際に待合としてつくった

という話もあるようです

しかしその姿に猛反対した人がいたとか

もう一つ

以前はこの庭の地面は苔むしていた

それを掘ってみたら白河砂の層が出てきた

それで白砂の姿に戻した

それに対しても前の庭のままが良いと

異議を唱えた人もいたとか

私は現在の姿しか知らないので

今の状態が一番よいと思っています