仁和寺本坊の建築を結ぶ二種類の回廊のつくり方

下の写真は御殿入り口の間から白書院へと進む回廊

左手は白書院 

正面は宸殿前の白砂とその向こうに

宸殿の正面が垣間見られる

由緒ある宸殿や白砂の南庭に至る回廊で 

格調高い表向きの「真」構成といえるか

 

下の写真は

さらに奥に行き

白書院から黒書院(左)と寝殿(右)へ向かう回廊

先ほどの回廊よりもオープン性をたかめている

白書院(手前にありここでは見えない)、黒書院、宸殿の

三棟の一体性が強調されています

奥に入ったことが意識され

内向きで「草」のデザインか