日本建築ランドスケープ京都環境・景観庭アトリエひとりごと未分類
近くにあり9年前に作庭したる無鄰菴によく似ている
川辺の景石が心地よく呼応しあい心地よい
ここで流れの音も変わる
やがてせせらぎは小さな池に到達する
二本の丸太は赤松を支える支柱
ほぼ45度に傾いた赤松を二本の丸太が支える
何とウイットの利いた小気味よいデザインでしょうか
やがては茶室前の流れ蹲踞が現れる
下は落ち口
左下に滝から落下する水のしぶきが見える
對龍山荘 南からの渓流とせせらぎが大池に注ぎ込む
對龍山荘の庭の南半分は滝と流れ、せせらぎの庭である
下の写真は聚遠(じゅおん)亭2階の丸窓から南を見ている
木々の緑に囲まれた一本の流れを中心に庭が構成されている
(下写真)流れの始まりである滝が右端にみられる
正面奥にある石造十三重塔や
そこから手前の流れまで続く空間は
植栽も見事に刈り込み整備され
清掃もいきとどき大変美しい景色を構成している
滝から流れが始まりせせらぎに変わっていく構成は
近くにあり9年前に作庭したる無鄰菴によく似ている
(下写真)上の写真から視点を下流に移動して撮影している
もう一つの小滝が現れ心地よい音を響かせている
中景にススキの群生を大小二つ、オブジェ的に扱い
十三重塔に寄り添う形態をつくっている
それらとサツキの密植群や
川辺の景石が心地よく呼応しあい心地よい
石橋を過ぎると川幅を拡げ渓流からせせらぎに変わる
ここで流れの音も変わる
やがてせせらぎは小さな池に到達する
居間棟の前の小池
二本の丸太は赤松を支える支柱
居間棟(左)と聚遠亭(正面の右に突き出た建築)
ほぼ45度に傾いた赤松を二本の丸太が支える
下は浅い岸で見られる護岸のデザイン
玉石を竹で細工された籠に入れて
それを岸辺におき それとなく岸を守っている
何とウイットの利いた小気味よいデザインでしょうか
この流れのなかに
やがては茶室前の流れ蹲踞が現れる
そしてこの流れの最後は
前回紹介した大池に落ちる
下は落ち口