K駅のコートハウスを話題に上げます

下の配置図のように

敷地は名鉄電車の地方駅の線路敷に近く

四周の敷地境界線のうち半分を

駅前広場の車寄に接しています

 

 

この電車や車などの騒音や

人の雑踏からいかに住まいを守るかが

大きな課題です

 

そこで考えたのが駅前広場と

リビング、ダイニング等の住まいの大切な部分の間に

バッファーゾーンを設けることです

具体的には水回りや収納など

サービス関係の室を配置し

駅側の騒音や喧噪を遮断しています

(図面の斜線部分)

 

 

下は開放的なコート周辺の室

正面にトレーニングルームを見る

 

 

 

下写真は駅側からみた外観で閉鎖的な外観とした

日常の団欒などの生活部分は

その周辺に配置した

玄関、台所、階段やその下の倉庫、水回り

寝室の線路側にはWICなどのサービス関係諸室で

囲まれている

 

その結果重要な生活部分は線路敷や駅前広場から隔離され

騒音や喧噪をシャットアウトすることができた

そして主要生活部分がコート(中庭)を囲む

大変心地よいコートハウスが完成しました

 

才本設計アトリエ のブログ 建築設計事務所  主宰 一級建築士 才本 清継

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