街並み滋賀日本建築ランドスケープ環境・景観アトリエひとりごと
たまたま通りかかった国友鉄砲の里
先日米原から北へ向かっているとき
街の景色が急に変化した
漆喰の白壁と木壁の強いコントラスト
そして銀鼠色の瓦屋根という景色がつづいた
この道は旧北国街道で
ここは国友鉄砲鍛冶の集落であった
戦国時代鉄砲づくりの街として栄えた町である

下は国友鉄砲の里資料館前のサイン

下は同じ資料館前の側溝蓋のデザイン
厚い鉄板製で鉄砲がセンスよく描かれている
鋳造でつくられているようで
なかなか見ごたえがある

資料館内部の展示

下は大筒火縄銃


銃弾は直径40mmで100匁玉という
大阪に陣ではこれの8倍の重さの800匁玉が使用されたとか
それで大阪方が戦意を喪失したという
下は大筒を使っている様子を再現している
当時すでに日本製の鉄砲がつくられていた

国友鍛冶が鋳造した際に出る鉄のくずが
街のいたるところで捨てられていた
それを掘りだして枯山水風の庭をつくっている
