12年ぶりに訪問した

奈良斑鳩の里 慈光院

 

最近は日本庭園を見る機会が多くなり

建築だけではなく

庭園を含めた空間全体で見るようになった

今回この書院に入った瞬間に感じたことは

この空間は正面の遠近の景観を捕らえるために

つくられたものだということです

書院に坐して正面を見れば

はるか遠方の山並み

穏やかな起伏をもちながら

切り取られた画面いっぱいにひろがる

 

それに呼応し近景の

人工的に直線的に計画された刈込

それらの的確なプロポーション

そしてその茫洋たる遠近感

これらが計算しつくされてつくられています