居初邸は大津市本堅田の

古くからあるの街道に往時の姿をとどめている

庭園は古く藤村庸軒とその弟子が1681年ころにつくり

建築は寛政11年(1800年ころ)天然図画亭と命名され

現在県指定重要文化財に指定されている

と当家の栞に書かれています

 

街路から昔ながらの居初邸の佇まいを見る

ここからは琵琶湖は全く見えない

しかし住まいに入ると

琵琶湖の景観が一度に開けます

琵琶湖の向こうには

近江富士など湖東の山々が望まれます

ただし今は中高層建築も多く

昔のようなひなびた風情とはいきません

対岸正面には佐川美術館があります

 

しかし五月のこの晴天下で

琵琶湖からくる風は思いのほか涼しさを運びます

ひんやりと気持ちよく 

ついつい長居をしてしまいます

庭のすぐ前の波打ち際の音が余韻として残ります

 

昨年の台風では湖に面する石垣の上の柵が壊れましたが

その他建物や庭には被害がないとのこと

でも大変怖かったですと話しておられました

 

対岸の高層建築

 

 

近江富士 三上山を見る

 

才本 清継 才本設計アトリエ 一級建築士事務所 愛知県下はもちろん日本全国を対象としておもに住宅の設計監理業務をしています コートハウス 四季の変化を楽しむ住まい 光、風、緑あふれる住まい 夏涼しく冬暖かい家 耐震住宅 終の棲家 バリアフリー住宅