先日11月3日文化の日に三河の山でコナラの苗を植樹した。これはNPO法人アースワーカーエナジーが行う天使の森プロジェクトの一環で、額田の山に地元の山から採れたドングリの苗を植樹するものです。
この活動は、これまでに植林された杉を中心とする針葉樹ばかりの森に広葉樹を植え生物多様性を実現しようというものです。兵庫県立「人と自然の博物館」主任研究員の橋本佳延氏から「天使の森を生き物と人によりよいものにするために~地域制種苗を用いた緑化の必要性」というお話の中で、生物多様性が我々に自然の恵みを与え、環境変化を和らげ、心の豊かさを与えることを教示いただきました。そして天使の森プロジェクトでいろいろな生き物が暮らす森、人がかかわれる森、自然の恵みが実感できる森をつくっていこうとしています。20年くらいで実現できるとのこと、その時が大変楽しみです。(才本)

付近の山頂から見た三河湾

植樹風景

ハイキング中に見つけたセンブリという薬草、葉は苦く胃弱に効果があるという