愛知県日本建築ランドスケープ環境・景観アトリエひとりごと
広小路通の旧名古屋銀行の前をSRTが通過するところ
SRT 名古屋を走る
名古屋市では
「令和7年4月版<NAGOYA まちづくりの動向>」
が発表され名古屋市のHPからみることができる
それをうけて先日 まちづくり講演会
「名古屋の都心風景が、変わる -SRTとまちづくり」
が名古屋都市センターで行われた
この<動向>によると令和7年度後半から
名古屋駅と栄をつなぐ東西ルートをの運行が始まる
とのことである
下写真は<動向>の表紙に掲載されたモンタージュ写真
広小路通の旧名古屋銀行の前をSRTが通過するところ
将来のリニア開業を契機に
名古屋市がまちづくりによって
街のデザインを高めていこうとする意志が感じられる
SRTはSmart Roadway Transitの略称だそうだ
LRT(Light Rail Transit)は日本でも多くなってきたが
これのレールがないバージョンで
写真のように美しくデザインされた2連結のバスである
昭和2年竣工の旧名古屋銀行と不思議なほど調和している
絵だからできることであるが
実際の両者の質感はここまで溶け込むことはむつかしいと思う
でも既存の交通機関からすれば格段にいい景色になりそうだ
これに伴い今後新しい街づくりが計画されている
<動向>ではこのモビリティに対して
ウオーカブルなまちづくりを目指している
とりあえずは理想的な字句や絵が並べられており
簡単ではなさそうだが
是非実現したいものだ