安城市の丈山苑は

江戸時代初期の文人石川丈山の生誕の地が

この地 安城市和泉町ということで

安城市が1996(平成8)年に開園した施設である

石川丈山は1583(天正11)年に当地で生まれ

松平家、のちの徳川家に

仕えていた武士の家の生まれ

丈山は徳川家康に仕えたが

大坂夏の陣以降は学問を志し儒学者となった

1641(寛永18)年には59歳で詩仙堂を開き

悠々自適の文人として90歳の天寿を全うしたという

丈山が京都に終の棲家として建てた詩仙堂の

イメージをここに再現したということである

8500㎡余りの敷地の中

詩仙閣と名付けた建物を中心に

池泉庭園、枯山水庭園と

流れに沿って滝などを配した庭園がある

下は配置図

 

望郷橋から詩仙閣をみる

 

池泉庭園側(上の写真とは反対側)から詩仙閣をみる

 

詩仙閣の入り口ホール

本格的な和小屋をもつ日本建築でつくられている

ホールから庭や2階の一部を見せ透視感がよい建築である

 

南庭は詩仙堂庭園のイメージでつくられている

 

建物間の透視性もよく気持ちよい空間構成

 

詩仙閣から池泉庭園方面をみる

正面の池越しに丈山の座像をみる

 

下は「詩仙の間」

詩仙堂に掛けられた

狩野探幽の画と丈山の賛といわれる

三十六詩仙図の複製を掛けている

 

 

1階から狭くて急な階段を上がると

2階の嘯月楼(しょうげつろう)という小さな部屋がある

月に親しみ月に吟ずる丈山の世界 という

下は池泉庭園

写真中央 四阿の左には丈山の座像がおかれている

 

流れに沿う園路

ところどころに滝をつくり

山中の雰囲気を出している

園内は高低差をつくり

天然の景色のごとく

深山幽谷な雰囲気をつくっている