敷地は名古屋市の北側に位置する40年ほど前に開発された丘陵地帯にあるニュータウン。
夫婦ふたりの終の住いとして、明るく風通しが良く、内外一体の生活ができ、お互いに適度な距離が保たれる住いを考えた。
また敷地がもともと道路面から1m以上あがっており、将来生じるバリアに対してどう備えるかも重要な課題であった。
敷地全体を使い、コートを「コの字」に囲むように主要な部屋を配し緩やかに街に開き、道路側を平屋にすることで街に対しても配慮した。
1階のコートに面する扉は引き込み戸とすることでフルオープンでき、明るく風通しがよく、またコートとの段差をなくすことで、不自由なく行き交うことが出来る伸びやかな空間が出来た。
アプローチの工夫
将来に対して、アプローチを2ルート設けた。ひとつは階段にて玄関へ行くルート(健常時用)。もうひとつは自動車で0.6m程上がり、そこから車椅子などで上れるスロープにて玄関へ行くルート。この事で敷地の特性を活かしながら、終の住いとしての新しいバリアフリー住宅となったことと確信している。
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