先日11月15日しらかわホールでバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会を聴くことができた。最近は名古屋で年に一度の演奏会が定着し第7回目の定期演奏会である。私にとっては仕事がら都合をつけにくい土曜日なので当日券で入場。
今回はカウンターテナー(アルト音域の男性歌手)の曲が中心だ。クリント・ファン・デア・リンデさんの歌声は男性アルトとしては声量も豊かでのびのびとして好感が持てた。若松夏美さんの独奏による無伴奏バイオリンソナタ第1番は、近代バイオリンより少々低く調律されたガット弦の楽器にも関わらず、エネルギーあふれるいきいきとした演奏であった。
また来年の演奏会が楽しみであります。
写真は演奏会後の茶話会で、ファン・デア・リンデさん(左)と指揮の鈴木雅明さん。 (才本)